藤城清治影絵展

先週末からバタバタと忙しかったので、今週末はゆっくり過ごすつもりでいた・・・のに、何とこの4日間仕事も休んで急きょ東京に行っていました。
色々あったので、せっかく東京に来たのだからと、帰秋する前に銀座に行って、教文館で藤城清治の影絵展を見てきました。
藤城清治さん、今年で90歳になるのだそうです。

4年前と3年前の2回、秋田県横手市にある県立美術館でも大きな影絵展が開かれていて、その時に見た忘れれない影絵も飾ってあり、再度見られたことを嬉しく思いました。
入り口にコメントが書いてあり、今回の展示会は写真を撮っても良いことにして下さっていたのです。
料理を写真に撮る方もいる時代になり、そうやって楽しむのも良いと思っている旨のことも書いてあり、藤城さんの感覚の若さ、年齢を重ねられ、多くの作品を作られてきたことからくる余裕も感じられました。
カシャカシャと言うシャッターを切る音が気にならないとは言えないけれど、みんなで綺麗な影絵を見て写真も撮れる素敵さも捨てがたいなと感じたのが正直なところ。

ちょっとドラマチックな4日間を過ごしたので、ご褒美と思って撮らせていただいた写真数点ブログに載せます。
藤城清治さん、どうも有り難うございます。心から感謝しています。
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水がゆらゆらしているところが素敵です。白黒の作品は昔のものですね。
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雪の景色はやはり好き。猫ちゃんと雪だるまさんが可愛い。
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広島の原爆ドーム。横手の美術館で見て心に残りました。鶴が祈りを運んでいます。
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賑やかながら幻想的な1枚。励ましてもらえます。
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これは、愛の讃歌かなぁ。こんな素敵な人魚に抱かれて、猫ちゃんも幸せだよね。
藤城清治さん、これからもどうぞお元気で、生きる喜びを影絵にしていってください。秋田よりお祈りしています。

秋田に帰ってきたら、寒い!東京では半袖だったのに・・・。掲示板の温度計を見ると14度。でもこの寒さがいいな。やっぱり、秋田の秋は朝晩ぐんと冷えるのです。
家に着くと、プレゼントが届いていました。お客様だったのですが、嬉しくてお電話してしまいました。
嫌なことがあって東京に行ったのですが、思いがけずの嬉しいこともあり、人生正負の法則ですね。

by fukidayori | 2014-10-04 22:43 | イベント | Trackback | Comments(0)
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