手形山の森に佇むLe bois(ル・ボワ)さん。

秋田市の調度真ん中あたりに手形山という山があります。その山の頂上近くに素敵なお店があります。
名前はLe bois(ル・ボワ)。フランス語で森という意味。
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扱っているものは、食器(輸入品、国内のものさまざま)、インテリア小物、ランプシェード、布、バッグ、袋、輸入チョコレート・・・などなど。かなりバラエティーに富んでいます。特にアンティークのガラス製品が秀逸!
オーナーのセンスの良さが光る品揃え。

実は、こちらのお店には前身があり、23年前にこの山の比較的近くで”countory hearts(カントリーハーツ)”という名前でオープンしていました。
その頃は、インテリアの世界は、カントリー全盛時代。多くの奥様が『私のカントリー』という雑誌を買って、話題にしていました。
カントリーハーツさんは、名前にはカントリーが付きますが、オーナーさんの好みは、ナチュラルで、優雅で繊細なフランスの香り(と私は思っていました)。アメリカンカントリーのざっくりした温かさが人気で、ハートのくり抜きがある手作り家具などが流行だった時代に、カントリーハーツさんの優しい繊細な趣味はとても新鮮でした。
回りに流されずに自分のテーストをきちんと持っていらっしゃる方・・・それが、昔も今も変わらないオーナーさんの印象です。

だから、いつでも安心してお店に伺える・・・のです。
生花のチューリップ。雪の季節に春を先取り!ありきたりではない色がル・ボワです。
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ランプシェード。流れるビーズに覆われています。棚には、星耕硝子さんのグラス類やホーローの缶など。カフェオレボールもありますよ。
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最近は、白くて比較的軽い磁器が楽しいとのこと。写真で上手に撮れませんでしたが、何とも言えない可愛い形の白い磁器の食器が沢山並んでいました。
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お洋服と皮のバッグ。シンプルが一番!青と赤のスカーフ使い。

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私がこちらのお店の前身カントリーハーツさんを知ったのは、19年前くらいでしょうか?秋田に来てまだ日が浅かった頃です。
調度息子を生んだばかりで、赤ちゃんの息子の世話に追われていました。二人目とは言え、育児に疲れていたのだと思います。
カントリーハーツさんの存在を知ったら、どうしても行きたくて仕方なくなり、夫にせがんで、生後まだ数か月の息子を駐車場で見てもらっている間に、ログハウスのお店にあがり込むということを何度か繰り返しました。
お店の中にいられたのは、恐らく30分以内だったと思いますが、その時間が自分にとってどんなに有難いときだったことか・・・。
あれもこれも、素敵な品々をあれこれ眺め、夢のような時間を過ごし・・・、恐らくほとんど何も買わずにお店を出ていたことでしょう。
大らかに見守って下さったオーナーさんに感謝しています。

カントリーハーツがルボワとなって、今のお店にお引越ししたのは、2年くらい前でしょうか?
友人に誘われて、久しぶりに訪ねてから時々伺っています。シックなバッグ。シルクスクリーンでの染めから作られた品だそうです。
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YUWAの布にオードトワレ(white tea)。香りが良いですよ。布も香水も値段はお手頃。
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家の中を見たら、10年以上前にこちらのお店で買ったカフェカーテンとリボンがありました。今なお現役(でも、自分の若さが感じられるセレクトですね)。
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by fukidayori | 2016-02-17 21:19 | お店紹介 | Trackback | Comments(0)
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