kakoさんの川連漆器・フォトだより③

kakoさんのフォトだより、今回は寿次郎の使い勝手の良いお重箱・長角三段重トレー付きときのこ盃を使った懐石風のお弁当ご膳。
春のお祝い膳のシーズンに自宅で気軽に楽しむことをイメージしてと寄せてくれました。

長角三段重は、こんなお重箱です。
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黒い長方形の箱が三段。それぞれに赤いトレーが付いています。秋田川連塗り寿次郎代表佐藤幸一さんが作られた傑作と私は思っています。
お重箱ですから、お値段も決して安くはありませんが、色が綺麗で、多用途に使えるのでとても気に入り、お取り扱いさせていただいています。

このお重箱を使ったkakoさん作の懐石風お弁当です。
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黒いお重箱に魚とお野菜。生春巻き。
小鉢の使い方が上手ですね。
赤いトレーにひょうたんの抜型で抜いたごはん。
お椀は、寿次郎夫婦椀です。赤だしの味噌汁。

正面から見た所。もう1枚。
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亀の絵が付いた「きのこ盃」を使っています。さいころの目も亀に合わせているのがわかりますか?

一緒に送って下さった「きのこ盃」をばらした写真。
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この盃は本当にお洒落で楽しいです。ひとつひとつを組み合わせ(さいころは中にしまいます)ると、きのこの形になるのです。
明治時代からあったものだと伺っています。酒宴の席で良く使われたものなのでしょう。
お酒、こんな盃で飲んでみませんか?

さてさて、今回のkakoさんの川連漆器・フォトだより③いかがだったでしょうか?

トレーの上にお椀を置いたり、お重箱の中に器を入れたりと、自由な発想で楽しんでいましたね。
お重箱の黒とお椀の黒。亀の絵柄の盃の赤とトレーの赤が合い、黒と赤のコントラストが効いていました。
漆器は、色も形もシンプルですが、載せる料理をとても華やかに見せてくれる優れもの。
家族が集まるお祝いの日を盛り上げる器としてどうぞご活用下さい。

kakoさんの器使い、私には色々勉強になります034.gif

セレクトショップ 秋田 蕗だより ⇒ http://www.akitafukidayori.jp





by fukidayori | 2016-04-09 21:55 | kakoさんの川連漆器・フォトだより | Trackback | Comments(0)
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