鈴の会

秋田市、由利本荘市で30年もの長い間、くるみや山葡萄のかご作りを学び、作り続けていると言う会のメンバーの方達と、出会いました。
秋田市で、展示会を行なっていらっしゃったのです。

集いの名前は、鈴木チズ先生を中心に集っているので、「鈴の会」と伺いました。
綺麗な名前ですね。

由利本荘市は、山形との県境にある東北の名峰鳥海山の近くにある市。
秋田は、北は白神山地、西は奥羽山脈、南は鳥海山と言う素晴らしい山々に恵まれています。
山には、雪が降り、清冽な水になり、土を潤し、巡り巡って豊かな森を生みます。
豊かな森は、手づくりに適したくるみ、山葡萄、あけび、イタヤなどの木々を育み、地元に住む人々にかご作りの文化をもたらしました。

樹木の皮を採取することも、そして加工することも、編むことも決して容易ではない。その容易ではないことを、超えて、作品作りにつなげていくことには、大変な根気がいることと思います。
恐らく、秋田だけではなく、日本全国にこういう活動をされている方々はいらっしゃるのでしょう・・・。

展示会の様子を映してきました。
鳥海山麓でメンバーの方々が、自ら採取してきたくるみ、あけびなどのバッグ。
メンバーの方、一人一人の個性が光ります。
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こちらは、あけびの籠。
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30年前は、籐のカゴ作りが盛んだったそうです。今も籐のかごも編んでいるそう。

こちらの会では、かごにつけるくるみやとちの実などの可愛いチャームも作られていて、そちらの製品も含めて、かごバッグなど色々お取り扱いさせていただきたいなと思いました。
来週、会の活動を訪ねてみようと思っています。

by fukidayori | 2016-04-11 18:58 | Trackback | Comments(0)
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