今回は、京四つ椀朱 と 京四つ椀黒 のご紹介です。「朱」とありますが、実際は寿次郎の「赤」い漆塗りだと思って下さい。
一般的には、入れ子になっている椀のことを、入れ子椀と言い、その中でも禅宗の僧侶の食事用の器のことを応量器と言うそうです。 何かの雑誌で、応量器を日常使いしている方の記事を見て、入れ子椀に関心があった私。 雑誌では、友人宅にお泊りに行く際に、応量器を風呂敷に包んで持参して便利に使っていると紹介されていました。 もともとは、僧侶の食事用の器。また、茶道の懐石料理用の器としても使用されてきたもの。 それを、気軽に日常使いしている方が多いとのこと。 寿次郎さんで、入れ子椀である今日四つ椀を製作されていることを知り、お取り扱いをお願いしました。 寿次郎さんでは、京都の僧侶の食事用にと依頼されて作ったこの入れ子椀のことを『京四つ椀』と名付けていらっしゃいます。 ばらばらに四つのお椀としても使えますし、それぞれを組み合わせて2組の蓋付き飯椀と汁椀として使うこともできます。 大きさは以下の通り。 直径13.5cm 高さ8cm 重さ130g 13cm 高さ7cm 重さ100g 12cm 高さ6cm 重さ70g 11.5cm 高さ5cm 重さ50g 一番大きな器が汁椀。次に大きいものが飯椀。残った二つのお皿には、メインのおかずとお漬物(秋田弁ではがっこ)がよいかな?お浸し? 自分なりの使い方を探って行って下さいネ。 詳しいことはこちらへ ⇒ セレクトショップ 秋田 蕗だより 『秋田 川連塗り 寿次郎』
by fukidayori
| 2017-02-07 21:51
| Mr.I フォトだより
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