斉藤幸子さんのエッセイ 大潟村の冬(あきたでOSANPO!より)

◇大潟村の冬
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雪が降り始めると、田んぼの仕事はお休み!
大潟村全体にゆったりした時間が流れだす。
初めて雪を体験した年は
来る日も来る日も窓の外を眺めて
「きれい!」と感動していたなぁ。

「雪=しんしんと降り積もるもの」
という私の中の方程式は違っていた。
日本海から吹き付ける冬の風が横なぐりに雪を蹴散らし、
大きな田んぼ一面、真っ白に吹きだまる。
「雪=横に降るもの」?と変わった。

でも、風がやむと
雪靴、手袋、なぜか?スキーウエアー
(私!スキーはできないけど、子ども達と遊ぶ時だけ着るの)に身を包み、
小さなかまくらや雪だるまを作ったり、雪道をおさんぽ!!
雪の音が「キュッキュッ」と心地よい。
こんな冬を体験できる秋田だ~い好き
秋田で育つ子ども達は本当にし・あ・わ・せ!

(斉藤 幸子 大潟村在住 2004年あきたでOSANPO!)                                  







by fukidayori | 2017-11-04 16:00 | 友人・知人 | Trackback | Comments(0)
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