『植物を編む』秋田県立博物館

昨年12月から4月8日まで開催されている秋田県立博物館の展示会。
植物を編む〜暮らしの中の編組〜
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竹や草、樹皮、つるなどの植物を編んで作られた生活用具を、編組品と呼ぶようです(初めて聞きました)。
秋田の各地域では、それぞれの地域特性にあわせた植物を使ってザルなどの編組品を作っていたそうです。
県内各地で作られていたザル、かごなどが、かなりの数展示されていただけでなく、秋田県外の編組品も展示されていました。
原料の植物も、原寸大で展示されていました。

貴重な展示の数々。編組品について学ぶ良い機会になりました。

なお、撮影した写真は、基本的に許可なく公共の場に発信出来ないそうです。ブログ発信は、届けを出し、担当学芸員の方にブログ発信の確認を取り、かつ使う写真の許可を得る必要があるとのことでした。
以下の写真だけ、担当の方の許可を得て掲載いたします。

あけびのかご
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森の中で、あけびのつる採取をする中川原さん。
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プラスチック製品と編組品を並べて展示されていました。
プラスチック製品に取って変わられた編組品。
大量生産出来ない品物です。
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県外からの見学者も結構いらっしゃるそうです。
3月18日には、中川原さんの対談と実演会も開かれます。楽しみですね。

by fukidayori | 2018-02-17 23:48 | 展示会 | Trackback | Comments(0)
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