『植物を編む』追加編 ①

先日ご紹介したこちらの展示会ですが、主催した担当の方がブログ公開して構わない旨、ご連絡下さいましたので、追加でお写真などご紹介したいと思います。

『植物を編む』は、主に秋田県内における編組品(へんそひん)の製作をした人々や使用した人々の歴史を展示したものです。後半には、国内各地の編組品も展示されていて、貴重な品々を一度に拝見出来る素晴らしい企画です。

心に残ったものをご紹介します。
鹿角市で作られたドジョウド。八幡平や十和田周辺で取れた根曲がり竹を使っています。
魚獲りのカゴ。
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入ったら、出られません。
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鹿角の伝統工芸茜染。
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これを作る際にも、ギブスザルと呼ばれる竹のザルが使われていました。
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こちらは、県南六郷の竹のカゴ。
繊細な作りです。
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横手市のあけび細工では、中川原信一さんが中学生の時に遊びで作ったと言う帽子が展示されていました。
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酒や醤油を入れる瓶カゴも。どんなに役だったことでしょう。
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鹿角のあけび蔓細工は、青森から技術が渡って来たものでした。
機械も使われています。
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きっちりした形のカゴです。
バスケット。
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手提げカゴ。
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角館のイタヤ細工に
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象潟のコクワ細工。
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コクワという植物の存在すら知らなかった私。
立派なカゴを作れる植物ですね。
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東成瀬村のマタタビ細工は、繊細です。
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マタタビって白くて綺麗なカゴになるのですね。
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これらは一部ですが、秋田の中でも随分様々な植物が暮らしの中で活用されていたことが伝わって来ます。

続く

by fukidayori | 2018-02-23 10:56 | イベント | Trackback | Comments(0)
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