『植物を編む』追加編 ②

実際の植物の蔓が採取されたそのままの長さで展示されていました。
竹、根曲がり竹。
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マタタビ。
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ヤマブドウ。
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ヤマブドウの皮。
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この皮から、あの立派な山葡萄のカゴが出来るのですね。根気のいる手作業だと思います。
価格の高さも納得します。

秋田県外の編組品もありました。岩手のスズタケ細工。座布団です。
目の細かさに圧倒されます。
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宮城県岩出山の竹細工。
こちらも、形の綺麗な作品。
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大分県の竹細工。
東北とは違う趣きが感じられます。
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沖縄の編組品もありましたよ!
南国のかおり。
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編組品を編んでいた部屋の復元イメージです。
このような板の間、囲炉裏の脇で、黙々と作業を続けていたことでしょう。少し前までこんな生活が当たり前だった日本の農村。板の間に長い間座って作業するのは、、、今の暮らしとの違いに色々考えさせられます。
家族が多く、皆でワイワイ関わり合いながら、賑やかに暮らしていた生活は、ハード面では厳しくても、精神的には満たされていたかも知れませんね。
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とてもボリュームのある展示会です。編組品がお好きなかたは、是非是非足をお運び下さい。とても貴重な品々を見ることが出来ます。
もちろん、入館料無料。駐車場スペースも無料でたくさんあります。

なお、3月18日午前中に中川原さんが参加される喫茶DE対談は、定員30名が満席だそうですが、お問い合わせが多いため、当日券(15名)を当日9時半から販売するそうです。参加費300円。

by fukidayori | 2018-02-23 19:46 | イベント | Trackback | Comments(0)
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