テーブルウェアフェスティバル2019 ②

今回のイベントのテーマは、ドイツのテーブルウェア。
先日メルケル首相が来日され、日独とも秩序を重んじる国と言う点共通するものがあると言っていたことが、印象に残っていますが、テーブルウェアはどうでしょうか?
ドイツは、テーブルウェアの世界では、陶磁器発祥の国、高い品質を保つ国、マイスターの逸品に、超モダンな器が存在する国などと評されているようです。

先ずは、マイセン。ブルーが美しい歴史ある窯元です。
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KPMベルリン。
ブランデンブルクの紋章から由来するコバルトブルーのロゴが入っているそうです。
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繊細な模様。
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人形などもありました。
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フュールステンベルグ。高い品質を維持し続けている1747年創業の窯元。多彩な展開です。
柔らかい色使いのテーブルセット。
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春の雰囲気。
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一方でこんなビビッドカラーや、
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ジーガーと呼ばわれるこんなモダンなものもあります。右側のワインクーラー、水差しなど、ちょっとシュールな感じもします。
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ビレロイ&ボッホ。1748年創業。こちらも、時代の志向に合わせた多様な器で有名ですね。
今回の展示では、ダークブルーのスタンダードな器を使いつつ、モダンさを追求していたように思います。
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真ん中の白薔薇にりんご、ミニミニくるみ割り人形注目して下さい。
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ローゼンタール。ドイツ南部バイエルン州発。
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カップ可愛いです。
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カーネギーサーケラーミク。スポンジを用いた型で
絵付けをしているそうです。ポーランド食器と同じ手法ですね。
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クリスマスの風景も再現してくれています。
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ナハトマン。意味は、夜の人?の名の工房。ガラスが有名ですね。
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素敵な形のガラスの器ですよ。
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最後は、ヘリング。モダンです。
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野の動物達のモチーフも、このように斬新な感じで、大人向けになります。
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ざっと拝見し、秩序を重んじるかどうかについては、はっきりと分かりませんでした。
しかしながら、マイスターの国、ドイツの質の良い陶磁器、その良さを、体験してみたいと思っています。

by fukidayori | 2019-02-11 15:37 | イベント | Trackback | Comments(0)
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