最近読んだ本 2023年春

この本を買いに本屋さんに行きました。

秋田県横手市出身の雅姫さんの本。

雅姫さんのセンス、素敵です。故郷秋田を大切にする気持ちも感じられて、温かい人柄が伝わって来ます。

なめこ汁、きりたんぽ、曲げわっぱのお弁当箱。

ユーモラスに撮られた愛犬の写真も多めです。

写真が綺麗なので、気に入ったページをさらっと見るだけでも心癒されます。

雅姫さんの本を買った際に衝動買いしたのが、この本。

著者の島塚さんは、フィンランド在住のテキスタイルデザイナー。彼の地に住んで15年。フィンランド人のご主人とお嬢さんがいらっしゃいます。

教育、働き方などで、憧れの的となっているフィンランドの今を、著者の暮らしぶりをありのままに伝えて、自然体で紹介している本。写真も素敵なので1ページずつ丁寧に読みました。著者紹介で知りましたが、同窓生でした。彼女は、在学中にアメリカに留学。その後、フィンランドで美術大学、大学院に進学して、テキスタイルデザイナーになったそうです。島塚さんの本も、写真が綺麗。

フィンランドの暮らし、ゆったりしていて羨ましい。

上橋菜穂子さんの『香君』は、読まれた方も多いかも知れませんね。昨年出版された本です。

類まれな嗅覚の力を備えた人、香りの持つ意味が分かる女性が主人公の壮大な物語です。草木は、香りで思いを伝えている、、、その香りの声が分かると、何が出来るのでしょうか？

植物と食糧危機の話でもあり、食糧自給率が低い国に住んでいる身としては、ファンタジーながらよそごとではない気がしました。