連休に、、、読んだ本。

夫に勧められて、エマニュエル・トッド氏の『トッド人類史入門』を読みました。

トッドさんは、25歳くらいの時に、ソ連邦の崩壊を予想したことで有名だそうで、その後も大胆な予測が次々と当たった歴史学者さん。最近は、第三次世界大戦は既に始まっているという大胆なタイトルの本も出版されていました。

『トッド人類史入門』は、読みやすいよ、との話だったので、手に取ってみました。

家族の類型から世界を分類。想像とは違う切り口にびっくり。トッドさん、初めて読んだもので、、。

親子関係、兄弟関係、血縁者との結婚を許す社会か否か。

世界の国々を6つの類型に分けて、それぞれの社会を分析していたのですが、彼によると核家族というのは、最も古い家族形態で、長男が家督を継ぐ日本のような直系家族の形態は新しいのだとか。

人類学の観点から、社会、経済、そしてロシアのウクライナ侵攻、日本の少子化と将来像まで、鮮やかに、対談形式で語っています。ヨーロッパの国々、アメリカ、ロシア、中国の見方、目からウロコでした。

親日家の方なので、良く日本にはいらっしゃっているそう。厳しいご指摘、きちんと受け止めないと、予測は当たってしまうのだろうと、怖くもあります。

読みやすいのですが、言及する範囲は広くて、何度か読み返して自分なりに考えてみたいなと思いました。

本を読んで、少し頭が疲れたら、こちらの入浴剤はいかが？

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