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中川原信一さんの本の出版を応援しませんか。

2年前の1月に東京文京区にあるギャラリーKEIANさんを訪ねました。
閑静な住宅地にあるギャラリーは、中に入ると広い庭もある落ち着いた素敵な場所でした。
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ギャラリーKEIANさんでは、数年前から中川原信一さんの実演会を開催されていたのですが、今年本の出版にも取り組まれることになりました。
中川原さん宅を訪ねて、自然豊かな秋田の四季の中で暮す中川原さんご夫妻の姿や、籠を編む日々を綴る本を製作されるとのことです。

中川原さん達の営みが本となり、後世に残されるというのは素晴らしい取り組みです。
私はギャラリーKEIANさんから、DMを送っていただいているのですが、そのお便りから今月20日より出版に向けての費用などの一部をクラウドファンディングにて調達することを知りました。

この試みを多くの方にお知らせしたいと思いまして、ギャラリーKEIANオーナー堀様のご了承を得て、こちらのブログにてご紹介させていただきます。

以下をご覧くださいませ。


こういう形で本の出版支援が出来ると言うのも今の時代ならではと思います。
さっそく私もクラウドファンディングに参加させていただきました。
私は秋田に住んでいましてスケジュール調整も簡単に出来ないため、レセプションには参加できないと思いますので、出版されたご本をリターンにいただくという一番金額の少ない3,800円を支援致しました。

中川原信一さんファンの皆様、是非こちらのクラウドファンディングに参加して中川原信一さんの本の出版を応援しませんか?

詳しくは上記のキャンプファイヤーのリンクサイトをご覧くださいませ。
出版者KEIANオーナーの方の出版への思いや本の内容などの説明も書かれています。
資金支援の方法は数種類あり、支援額に応じたリターンには出版された本だけでなく、写真の葉書やレセプションへの招待、また中川原さんのかごのプレゼントもあります(手提げカゴのプレゼントもありましたが残念ながら既に定員になっています)。

久しぶりにKEIANさんを訪ねた時の写真を見返しました。
懐かしいのでご紹介しますね。

素敵なバスケットに扇子。
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小石川にあるギャラリーは、庭も広く落ち着いた佇まいです。
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この時は着物の展示会が開催されていました。
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ギャラリーKEIANでは、3月23日よりギャラリーを再オープン、『日本の籠』展を開いていらっしゃいます。
詳しいことはこちらをご覧ください。 ギャラリーKEIAN


by fukidayori | 2018-03-25 12:23 | 中川原信一さん | Trackback | Comments(0)

笑顔のお二人と中川原さんのかごの秘密 その②

3月に入ったら中川原さん宅に行くことになっていたのですが、電話が鳴って、取ると中川原さん。

奥様と中川原さん、次々と仲良くインフルエンザにかかってしまったとのことでした。
お二人とも滅多に風邪などひかれずにお元気で、ましてインフルエンザなどかかったことがなかったとのことでしたが、稀にこういうこともあるのですね。

元気になったお二人の姿をパチリ。
良かった良かった174.png お二人とも良い笑顔です♪
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この日もノンちゃんは、奥様のお膝で甘えたり、こたつの中に入って布団を足で上げたり下げたりと体操したり、大層愛らしい姿を見せてくれました。

帰りがけ、大きな大きな蓋付きバケツを発見!
秋田のお宅で大きなバケツと言ったら・・・がっこ(漬物)ですよねぇ。
と思って、これは何でしょう?と伺いましたら。。。蓋を開けて下さった奥様。
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そうでした。ここは中川原さん宅。水の中にあけびのつるが浸してありました。編む前に「うるかして(水に浸して柔らかくして)」おく場所です。
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「この水は、そこの水なんだよ。」と教えていただいたのは、すぐ近くにある地下水が湧き出ている場所。
たまたま中川原さんが前日に綺麗に掃除していたとのこと。
長い間地域の住民の大事な飲料水だった湧水。隣町の美郷町は数多くの湧水で有名な地ですが、美郷町だけでなく奥羽山脈の麓の仙北平野では、湧水があちこちにあるそうです(そういえば!『あまざけ』を作っている藤本商店も同じ奥羽山脈の麓にあり、『あまざけ』も奥羽山脈の湧水を使っていたのでした)。
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泉の建物の柱に付いていた名札。『金生泉』銘水とあります。金沢神社の麓にあるお寺の山の上から湧き出ている泉から引いた水だそうです。
湧水と言っても、また随分霊験あらたかな場所から湧き出ていること!
中川原さんは、掛け歌でも有名な金沢(かねざわ)神社の麓で暮らし、その神社の掛け歌も名手でもあり、神社の麓の銘水のすぐ脇に住んでいらっしゃいます。
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中川原さんは、水道の水でうるかすのより、この水でうるかした方があけびのつるが柔らかくなって編みやすくなるとおっしゃっていました。
奥羽山脈の恵みのあけびのつる、山の湧水に浸して編まれていたのですね。

中川原さんのかごの秘密をまた知ったような気がしました。

銘水をボトルに汲んで持ち帰ってきました。
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夫にコーヒーを入れてもらいました。寿次郎さんのカップに入れていただきます!
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甘い水。美味しかったです。


by fukidayori | 2017-04-03 20:52 | 中川原信一さん | Trackback | Comments(0)

秋田県立博物館中川原信一さんあけびのかご製作実演会

待っていた中川原さんのあけびのかご製作実演会の日が来ました。中川原さんは、畳2畳の台に座り、その周りを見学者が囲みます。
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午前と午後の2回。
熱心に質問される方、じっとビデオ撮影される方など、普段編んでいらっしゃる方も多いようです。
印象的だったのは、男性の見学者も結構いらっしゃったこと。
お父さん達に関心持ってもらえるのは、嬉しいです。時々手を止めて、質問に答えてくれる中川原さん。
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秋田での実演会。もちろん、言葉はみんな秋田弁。柔らかい言葉の自然なやり取りに、中川原さんはいつも以上にリラックス。冗談を言って、私達を笑わせて下さいました。
そうですよね。かけ歌の名手ですもの。一捻りした返球、得意なんですね!茶目っ気たっぷりです006.gif

初めて見た実演は、身体の使い方が実にしなやかでそれに目が釘付けに。無駄のない動き。
しなる身体の力で、腕、手を動かすと言うのでしようか?
力強い指先は、的確につるを通し、くぐらせ、きゅっきゅっと締める。その時に、腕の逞しい筋肉が、ぎゅっと縮んで、手元に力を与える。
美しいとブログで書いていらっしゃる方がいましたがその表現がぴったりだと思いました。

お宅でお話しする柔和な笑顔でもの静かな印象の中川原さんとはまた違い、かごを編む中川原さんは、若々しく躍動感がある感じ。

何人かの人が、手に触りたいと握手を求めていました。最後に小学生の少年も、可愛い手を差し出していました。中川原さんの手。肉厚で、温かい手。
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最後に丸一日、実演した後に出たゴミを見せていただきました。使ったのは、かなりの本数の長いつる。
それなのに、ゴミはこれだけ?そうなんです。たったこれだけ。そう言えば、つるを切る時も、ほんのすこしチョキンと切る程度が多かった。
前から伺っていましたが、こんなに無駄なくあけびのつるを使っているとは思いませんでした。
大切に扱っている姿勢に頭が下がります。
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今日の秋田は、先日の雪が嘘のような晴れ。
県立博物館の白梅は、4分咲きくらいかな?
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紅梅は、まだ蕾。でも、大分赤みを増して来ています。
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午後からは、お昼のニュースで、実演会やってると知った方々が、急遽かけつけたり、午前中から通しでいる人達もさらに打ち解けて、実演会は、さらに温かい雰囲気に。見学者からリクエストが出て、中川原さんは、かけ歌も2回歌って下さり、楽しい一日でした。
最後になりましたが、8寸のかごを持っている私に気づいて声をかけて下さったお客様、サイトやブログをご覧になって下さっている皆様、出会いに感謝しています。どうも有り難うございました。

by fukidayori | 2016-03-27 18:06 | 中川原信一さん | Trackback | Comments(0)